Top >> Tips >> ファイル共有ソフトとコンピューターウイルス

ファイル共有ソフトとコンピューターウイルス

 ここ最近、ファイル共有ソフト“Winnyを媒介にしたウイルス”に感染したユーザーの個人情報漏洩が報じられています。
 原因はいろいろとあると思いますが、ダウンロードしたファイル中にあるウイルスを実行したことが原因です。他の章でも触れましたが、ファイル共有ソフトユーザーは、(コレクターとして無差別にファイルをダウンロードしている人を除いて)ダウンロードしたファイルを開きます。そのファイル 中に含まれるウイルスを開くことによって ウイルスに感染すると言うことは他のところでも書きました。
 まず感染した場合はパソコンをインターネット(もしくはLANなどのネットワーク)から完全に切り離しましょう。LANケーブルを抜く方法が一番です。そして店頭にてウイルス対策ソフトを購入する、最新の定義ファイルでないとウイルスを駆除できないこともあるので、店頭でゴネて定義ファイルダウンロードしてCD-Rにコピーしてもらうか、ネット喫茶に行って 定義ファイルをダウンロード、CD-Rにコピーしてきましょう。そして家に帰ったらウイルス対策ソフトをインストールしてCD-Rにコピーした定義ファイルをインストール、その後は大丈夫かと思います。定義ファイルのアップデート設定が自動更新になっているか確認しておきましょう。(恐らく、店頭にて「定義ファイルをコピーしてくれ」と依頼したら、店が行っている有料サービスに誘導されることもあるかと思います。値段は店によりますが一万円程度です。「パソコンなんて分からない!」と言う方はプロに頼んだ方が安心でしょう 。)

 とりあえずはMicrosoft社が配布している「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」でウイルスを削除することはできます。ですが、この削除ツールは、削除はしてくれても新たに感染を検出することはできません。よって、ウイルス対策ソフトをインストールしない場合は消してもまた感染し、消してもまた感染し…という“いたちごっこ”になってしまいます。また、削除ツールは亜種(型は違うが同じような振る舞いをするもの)には対応してくれない可能性もあります。これで見つからなかったからと言って安心というわけではありません。

 とにかく、ファイル共有ソフトをウイルス対策ソフトなしで使うと言うことは、予防接種もせずに伝染病が流行っている地域に行くのと同じことです。もしかすると感染しないかもしれないですが、感染する確率もあります。ウイルスは勝手に個人情報を収集して送信するので、現実的には消すことができません。Winnyというファイル共有ソフトが使われている理由として、「ファイルのコピーを中継したコンピューターに保存するので、人気のあるファイルはダウンロードしやすくなる」ということがあります。これを裏返せば、個人情報を中継したコンピュータすべてのキャッシュを消さなければどこかからまた情報が二次的に流出してしまうと言うことです。しかもキャッシュというのは勝手に溜まって行くものですので、保持しているユーザーが気づいていない可能性もあるので、消すようにと言われても消す方法が分からず消してもらえない可能性が高いです。私自身はファイル共有ソフトを著作権法の範囲内で使うことは構わないと考えていますが、リスクがあると承知した上で使ってください。

関連リンク
 ・W32.Antinny.K(W32.Antinny.K は、W32.HLLW.Antinny.G ワームの亜種です。このワームは、Winny ファイル共有ネットワークを介して拡散し、個人情報を盗みます。)
 ・悪意のあるソフトウェアの削除ツール(コンピュータが、Blaster、Sasser、Mydoom などの特定の悪意のあるソフトウェアに感染していないかどうかをチェックし、感染している場合は駆除することができます。)
 ・ACCSのサイトに「ようやく光明」、Antinny駆除でマイクロソフトに感謝状(ウイルスが特定の団体のコンピュータに攻撃を仕掛けることもあります。)
 ・マイクロソフト、ウイルス駆除ツールで20万以上の「Antinny」を駆除(裏を返せば、20万台のコンピュータに感染していたということです。)

戻る  
Copyright(C)1999-2004 ちょっき ◆T/4ulkWfo6 All rights reserved.
リンクは自由にお張りください。